変える時、何が大切か~「後悔先に立たず」を経験して分かったこと

犬の病気がひどくなった

我が家の犬が調子が悪く、病院に毎週のように通っていました。かかりつけの医師はよく話を聞いてくれ、丁寧に説明してくれましたが、原因不明。

少し良くなったかと思うとまたひどくなる、の繰り返しで、3カ月ほど過ぎました。

我が家のボクサー犬。元気な頃

大学病院でも治らない

前々から、心臓が悪いので大学病院で見てもらっていたので、紹介状を書いてもらい、診察を受けました。

「大学病院で見てもらったんだから絶対よくなる」

としか思えませんでした。ここに来たからもう大丈夫。原因が分かって治療をして治る。そんな見通しを立てていました。

 

確かに大学病院の診断は的確で、原因が解明されたレポートが出され、「治療はこの薬で」という指示で安心感がありました。

 

ところが、全くよくなりません。よくなるどころか、悪くなっていきます。かかりつけ医も診察の度、「なぜなんだろう?」と頭を抱えながら試しに薬を処方していく、という方法でした。AがダメならBという消去法。

 

もうだめなのか、と暗い気持ちの日々が続きました。

 

 

 

思い切って病院を変えた

ある日主人が「○○という病院はどうだろう?」と言うのです。実家で飼っていた犬が10年以上前、かかっていた病院を思い出したようでした。

私自身には病院を変えるという選択肢はありませんでした。今の病院が初めてで、一番良くて、それ以外は知らなかったので。

でも、かかりつけの医者が本当によくしてくれたので、申し訳ない、病院を変えるなんてできない、もう少し様子を見てダメだったら変えてみよう

そう夫婦で決めました。

 

でも、待っていられなくなりました。どんどん悪くなっていったのです。

 

これでは、犬のためにならない。医者に申し訳ないと思うのは人間の都合。辛いのは犬。病院を変える、という選択肢があるのだから、やるしかない。

そう決めた翌日、すぐに○○病院に行きました。

 

 

ここで大丈夫?

その病院は、今までのかかりつけ医や大学病院とは全く違って、自宅兼病院という小さな病院。見た目では、「え?ここ?」と思うような建物。いつも通っている病院も大学病院も大きな施設だったので私には意外でした。

 

診察方法も全く違います。犬の身体をすみずみまでよく見て、写真を撮り、においもかぐ。器具も古く、顕微鏡から見える検体をブラウン管テレビを通して見せてくれました。

ブラウン管テレビですよ!今どき現役で使っているなんてすごい!と驚きました。

 

尿検査は、紙の試薬にたらし、血液検査は分度器のようなもので結果を見る。大きな機械を使ったり外注に出すわけではない。

本当に、設備も検査も原始的でした。

ただ、今までになくいろいろな症状の原因が、原始的な機械によってどんどん解明されていったのは確かです。普通は外注に出さないと分からない検査結果のはずなのに、待っている間に分かってしまうことにも驚きました。

 

大きな病院にしかかかったことがない私にとっては、不思議な気持ちのまま、初回を終えました。

 

 

目に見えてよくなっていく

1週間、指示通り治療しました。

その指示は、正直とても面倒で大変でした。

でも、少しずつではあっても、よくなる実感がありました。そして、何よりも「この方法だから大丈夫」という確信を持っていられました。

今までは、本当にこのやり方で大丈夫なのか?

我が家の、こういう習慣がいけないのではないか?

などと素人判断で試行錯誤していたわけですが、医者に言われた通りのことをきっちり、正しくやれば大丈夫なのだ、という自信をもって治療していかれました。

 

 

疑問に思った時が変え時

現在、通い始めて2カ月ほどですが、元気な時に戻っている実感がはっきりとあります。

今、思うのは、なぜもっと早く、この病院を思いついた時に病院を変えなかったのか、という後悔です。

お世話になった先生に申し訳なくて、病院を変える勇気を持てませんでした。

どうして「犬」を一番に考えられなかったのか?「先生に恨まれるかもしれない、申し訳ない」と思う人間(私)のせいで、治療が遅れました。

 

 

「あの時変えておけば」という後悔ってありませんか?

 

 

病気や、教育に関してはよくある話ではないでしょうか?我が家も病院や学校と多々ありました。会社の経理上の問題でもよく聞きます。

そう言えば、「先生」と名の付くものに多いですね。

 

子どもの習い事も同じです。もし、疑問を持ったなら、その時点が変え時なのかもしれません。

一番かわいそうなのは、「先生」ではなく「子ども」です。

 

犬の治療をしながら、疑問を持った時が変え時だ、と思ったできごとでした。

 


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