発表会の髪型のヒント ジェルを使って不器用さんでも失敗無し
娘のバレエで培った「お団子」づくり
娘は小学校6年生まで、バレエを習っていたので、毎週のレッスンのたびに、「お団子」を作っていました。
これが、なかなかうまくいかなくて、ずいぶん試行錯誤していました。何と言っても髪を縛った経験がないショートヘア一筋の私だったので、毎週のストレスでした。
しかし、ある時、アメリカのバレエ団に所属している先生から、教えてもらった方法がとても簡単、且つ崩れない!
髪を縛った経験がない不器用な私でも失敗知らず!
毎週のレッスンでも10分あればきれいなお団子ができました。
以下に、私自身が使ったグッズ、教えてもらって身に付けた方法を紹介します。
発表会などでおすすめの髪型は最後に書きました。
使うのは「ジェル」
まず、何を使うかというと、ジェルです。私はメンズを使っていました。メンズの良いところは、無香料タイプがあること。バレエの本番ではお化粧も厚ーく塗るのでその匂いもキツイです。子どもも私もにおいのストレスは感じたくなかったので、無香料を使っていました。
効果は変わりないと感じました。
だいたいこの2種類を使っていました。本当に、メンズです(^_^;)
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こちらは無香料ではなく微香性ですが、使っていました。女性用よりにおいは弱い感じでした。
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ジェルの良いところは、使う量が少なくて済むこと。水で溶いて使うのでスプレーのようにカチカチになりません。
そして、失敗しても固まらないので、何回もやり直しがききます。もう一度、水をなじませて櫛を入れれば、くせもつかず、うまくいきます。
そのまま使うのではなく、水で溶かすのがポイントです。スーパーハードでも何の問題もありませんでした。
ジェルを使ったお団子の作り方
- お子様の髪をとかします。きっちりお団子にしたい場合はブラシより櫛で。
- 霧吹きで、さっと髪をしめらせます。
- ママの手のひらにジェルをパール粒くらい出します。
- 3.に水を小さじ1杯くらい足して混ぜます。
- ママの手のひらでジェルと水をよくまぜまぜしします。
- お子様の髪に伸ばします。毛先より 表面。
- 櫛を入れて、とかします。髪全体がジェルでまとまります。
- 櫛を入れてお団子を作る場所にひとつにまとめます。上の方か、下の方か先生の指示もあるかもしれません。
- 1本紐のゴムでぐるぐるして、縛ります。私は片方を歯で噛んで固定しながら、残ったゴムで髪束をぐるぐる巻きました。ギューッと縛ります。ゴムは長めにしておくと縛るとき楽でした。輪っこのゴムは案外緩みます。
ポニーテールはここで完成。リボンや飾りはここでつけるといいです。
次はお団子にする場合を続けます。
- 垂れた髪をまとめてネットに入れます。ネットの入れ方はどうでもいいです。だいたい巻いて入れ込めばOK。
- ネットに入れた髪を頭に沿って広げながら形を整えます。なるべく広げてぺちゃんこにした方がきれいです。
- 片方の手で髪入りネットを抑え、反対の手でUピンを持ちます。
- ネットの端にUピンをまっすぐ立て、90度に倒して髪入りネットの中心に向かってさします。
- 5,6本で十分留まります。
Uピンを使ったのは、初めてでした。使えるか不安でしたが、ジェルで髪はまとまっているし、ネットにも入っているので、普通のピン(アメピン)など使わなくても十分留まっていました。
バレエの髪に使ったのは、ジェル、ネット、Uピン5本のみ。
私のような、まとめ髪初心者且つ不器用でもできる方法でした。
おくれ毛をまとめる
おくれ毛は、ライトに当たると案外目立ちます。
そんなときも、ママの手のひらにジェルを出して水で溶かし、生え際やうなじをなであげれば、まとまります。
水がない場合は、ジェルをほんの少し出して、手のひらに伸ばしてからつけるだけでも違います。
その他バリエーション
- 逆毛
ゴムで縛るところまで作ったら、逆毛を立ててフワフワに。その時は、フワフワ部分にジェルを塗らないように。逆毛を立てたら、スプレーで固めます。 - ポニーテール
ゴムで縛るところまで同じです。垂れる部分にはジェルを塗らないでおくときれいなサラサラヘアになります。「落ちてきて困る」ということがありません。 - ショートヘアの場合
ショートでもこの方法だときっちりアップにできます。お団子にできない時は付け毛を使っていました。
発表会でおすすめの髪型
特にこの髪型、というのはないですが、気を付けるところをあげます。
- 髪が長い子は、顔にかからないように。どうしても顔が下向きになるので、髪が下がると客席から見て気になります。
- 前髪を上げられる場合は、ライトが当たった時きれいなので、あげるといいです。
- 一生懸命きれいにまとめても、おくれ毛がライトで光ってしまいます。できるだけジェルなどで整えるのがいいです。
- 右側が客席なので、真っすぐ後ろにまとめない場合は、右側がきれいになるように気を付けるといいです。
本番の前に一度練習
慣れている方は必要ないですが、いつもと違う感じにする場合は、本番前に練習しておくことをお勧めします。本番当日は、あわただしく、気持ちが安定しないので、焦ってしまいます。
参考
岩下が本気モードで仕上げたお団子はこちら。ペッタンコにつぶすところまでは私がやり、先生に髪飾りをつけてもらいました。
もちろん、事前に練習をしておきました。本番の日は焦ってバタバタしていたので、練習しておいてよかったです。