当教室の生徒さんにおススメしているメトロノーム
メトロノームはメーカーも種類も豊富
ウエブで「メトロノーム」を検索するといろいろなメーカーのいろいろな種類のものがたくさんあることに驚きます。
たくさんの中からひとつを選ぶのは結構難しいもの。
当教室の生徒さんにおススメしているメトロノームを紹介します。
振り子式
メトロノームと言えば、振り子というイメージがあります。1分間に何回音を鳴らすか、でテンポが決まります。これを視覚的に理解できるのが、振り子式です。
例えば「60」に合わせると、1分間に60回鳴ります。これは、時計の秒針の速さです。
「120」に合わせると、1分間に120回。「60」の倍の速さで振り子が動きます。
速くしたい場合は重りを下げる、という動作が伴うので、振り子の原理も体感することができます。
こちらのサイト↓↓で、ゼンマイを巻いてテンポを合わせる動作を見ることができます。
ゼンマイを巻いて、振り子を動かす体験をまずさせたい、という方にはこちらをおすすめしています。
色々なショップで売られていますので、お手頃価格で買うことができます。
ただ、部屋によっては音が大きすぎるという難点があります。そんな時は、固い机の上ではなく、柔らかい布などを敷いて使ってみて下さい。
傾かないように気を付けて、少しずつ調整することも音の性質を学ぶことになります。
音は場所によって響き方が違う、ということに気付くといいですね。
デジタル式
振り子の音がどうしても気になる、持ち運びができるようにしたい、という場合は、ダイヤル式をおすすめしています。
ダイヤル式なので、メモリが均等です。振り子式だと、どうしても上の方、つまりテンポが遅くなるところは、目盛が細かくなっていて読みにくくなっています。
音が2種類あり、好きな方を選べます。私は低い音を選んでいます。
音量も調節できます。チューナーとして A=440Hz の音が鳴ります。子ども達は、「これ何!」と興味津々で聞いてきます。
このサイト↓↓で、音の違いを聞き分けることができます。
ただ、老眼が進んだ私の目には、数字は小さすぎて読めません。生徒さんに読んでもらい、コミュニケーションのツールとして使っています(笑)。
選んだポイントは音と値段
音がいい、と思うものを選びました。もっと音が良いものもありますが、お値段がはります。手頃な値段で音に妥協しないものを色々調べた結果、私が生徒さんにおススメしたいな、と思ったのは上記2種類となりました。
ほかにもいろいろありますので、ぜひ調べてみて下さい。
ちなみに一番ほしいのはウイットナーのもの。
ウナギのにおいでご飯が食べられるように、メトロノームの音を聴くだけで癒されます。