ピアノの防音対策の一番はご近所づきあい
本物の木のピアノでも、電子ピアノでも、
ピアノがお家にきたら、やっておいて損はない、ということがあります。
ご近所あいさつです。
え~、今の時代、必要ないんじゃないの?
ピアノを買ったくらいで、あいさつなんて大袈裟じゃない?
おまけに、電子ピアノだから音はしないし…という方もいらっしゃいますが、当教室は電子ピアノのヘッドフォンは使わず、音量はできるだけ最大で練習するようお願いしています。詳しくは→
確かに今の時代に、わざわざ挨拶する必要はありません。逆にピアノを買ったことを自慢している、と誤解されるかもしれません。
でも、こういうことは、問題が起きてからでは遅いのです。
「この度、ピアノを習うに当たり、ピアノを家に置きました。
夜は、○時以降は弾かないように気を付けます。
何か、ご迷惑なことが起こりましたら、遠慮なくおっしゃって下さい。」
こんな、文句はいかがでしょう。
- ご近所に迷惑を掛けないように、ルールを決めたこと。
- 問題が起きたら受け入れる姿勢があること。
この2点を伝えることで、トラブルの回避になります。
このことを、生徒さんのママに話したら、
「自分が反対の立場だったら、近所に突然ピアノが来て、 音がし始めたら、やっぱり嫌だと思う」
と、おっしゃっていました。
特に一戸建ては、延々とご近所付き合いが続きます。
トラブルになりそうな原因に対しては、問題が起きる前にこうした挨拶をしておくと、お付き合いがスムーズになります。
そして、これはいい考え!!と思いついたのですが、必ず、ピアノを習うお子様を一緒に連れて行きましょう。
ご近所に、アピールすることで、子どもなりに、責任感が芽生えるはずです。
挨拶したんだから、一生懸命練習しなければ。
親が、これだけしてくれているから、頑張らなければ。
そんな気持ちを養う機会になるでしょう。
おまけに、近所に「ピアノを習っている」と公言しているわけですから、
「最近、ピアノ弾いていないね」なんて、練習不足を指摘されるかもしれません。