オンラインレッスンの良いところ、気を付けること

最初はできるか不安でした

オンラインで顔を見ながら話すことはあっても、ピアノのレッスンをしたことはありませんでした。

音はどうかな?など心配も多くあったので、まずはお試しでおこないました。

 

カメラの調子が悪く音声のみでも

まずは、お試しということでやってみたら、カメラの調子が悪く画面が写らない!

どうしようかと思いましたが、試してみようと思い、やってみました。

すると、音声のみでもお家練習のサポートとしてはできる と思いました

三脚にスマホを固定し、生徒さんも電話をスピーカフォンにしてもらいました。

お家でどんなふうに弾いているのか、話しながら。

そして、少しずつ弾いてもらい、反復練習のアドバイスは無理なくできました。

 

 

顔を見られるのが嬉しい

音だけでつながった後は、顔が見られるだけで嬉しくなりました。

いちばん見たかったのが、お家にあるピアノの様子。そして、座る姿勢。特に、椅子の高さと位置が気になります。

どうしてもお家のピアノの椅子はいつも同じ高さ、位置で弾きがちです。子ども達は成長期なので、知らぬ間に背が伸び、腕が伸び、指が伸びで調整していかなくてはなりません。

教室に来てくれると、調整できますが、「おうちでも気を付けてね」くらいでは、子ども達は忘れてしまいます。

そんなところを確認し、お話しました。

 

そして、お家のピアノは「自分のピアノ」という意識がある様子が伝わってきました。安心して弾ける相棒という感じで、レッスンとは違った雰囲気が伝わってきました。

 

三脚がないので、譜面台に洗濯ばさみで留めました。

 

細かいニュアンスは難しい

基本的な知識が身に付いていないと、難しいというのが感想です。

「〇の音弾いてみて」と言って、楽譜を見てすぐに弾けるか。

「楽譜の〇段目の△小節を指さしてみて」という言葉の指示が理解できるか。

「今弾いた音ところ、楽譜に何の音って書いてある?」と聞いて、すぐに楽譜を読めるか。

リアルレッスンのように「ここから弾いてみて」と指をさして見せられないので、こうした基本的な知識が身に付いていないと難しいな、と思いました。

 

 

 

今、できることは何か?

オンラインのレッスンは、リアルに比べたら足りないことは承知しています。

「何もやらないより、今できることをやった方がいい」

という保護者さまからお言葉をいただき、練習しながら挑戦しています。

 

少しでも子ども達の心が平安に保てるきっかけになれば、と願っています。