我が子がメガネデビューする時に失敗したこと

「ド」と「ラ」が同じに見える

ピアノは楽譜ありきです。楽譜が読めなければ話になりません。

先日、「ドとラが同じに見えるんだよね」と言った子がいました。上達するにつれて五線譜は細くなります。「線」か「間」かは分かっても、どの位置か分からなければ、意味はありません。

視力の問題は、我が家もかなり悩み、私自身が失敗しているので経験を書いてみます。

 

 

「メガネはショック」と言いふらしていた

我が子が小学3年生の時、視力検査で「要再検査」の通知をもらいました。

ショックでした。

私自身は老眼鏡を使うまでメガネを持ったことがなく、小学校時代の視力検査は2.0と驚異的な視力でした。

なので、メガネをかけるということに親である私自身がとてもショックを受けました。

犬に老眼鏡をかけてみました

そんな気持ちをママ友や親せきなどにつぶやいていた日々。

「うちの子、メガネになるんだって。(ショックな気持ちで言っている)」

「視力検査で引っかかってね。(落ち込んでいる)」

そんな言葉を我が子は聞いていないふりをして、ちゃんと心の中に入り込んでしまっていたのです。

 

 

「メガネでごめんね」

親がショックでいる気持ちは確実に子どもに伝わります。

ある日言われました。

「おかあちゃん、メガネになっちゃってごめんね」

あー、子どもにこんなことを言わせるようじゃ、ダメな親だと反省しました。

 

 

 

眼医者でびっくり!

再検査の紙をもって眼医者に行き、視力を測り、レンズを合わせてみました。

「外へ出てみてごらん」

と言われ、外に出たときの言葉が

「うわーーー!あんな遠くまで見える!すごい!!」

感動しているのです。

今まで見えないことが普通になっていて「見える」状態になったことで世界が広がったのですね。

こんなに喜んでくれるなら、メガネをかけた方がいい、と思い直しました。

 

 

 

眼科医の見解

視力の悪化に関しての情報は、眼科医や世の風潮などさまざまな意見があるので、どれが正しいかは個人の判断です。

以下に書くことは、あくまでも我が家が納得した見解です。何が正しいかはご自身で判断なさってくださいね。

 

我が家がお世話になった眼科医の話は私にとっては納得できることでした。

  • 近視が治ることはない。人の顔が違うように、目も人によって違うのと一緒だから。
  • メガネをかけた方が目の負担は少なくなる。
  • メガネをかけないと危険なことがある。特に子どもの場合は交通事故の恐れ、体育でのケガに注意
  • 成長期は背が伸びるのと同じように眼球も成長する。定期的に見直すべき

というような話でした。

私自身の経験だけに頼って、「我が子の目を悪くさせたくない」という希望は捨てました。

 

特に眼科医の話の中の「危険」については、驚きました。目が悪いと距離感がつかめないことがある。だから、自動車が近くに来ても遠くにいると「見えてしまう」ことがある。初めて聞く話で、なるほどその可能性はあり、と思いました。

これを聞いたら、怖くなりました。登下校時は自動車が頻繁に通る交差点がいくつもあるし、事故がよく起きる場所もあります。

 

体育でも思い当たる節がありました。ボールがうまく取れないのは、距離感がうまくつかめないのが原因とのこと。

そういえば、顔面でボールを受け取ったと大笑いした事件がありました。笑い事ではなく、視力の問題で、気を付けないと大変なケガになる可能性がある、と緊張しました。

 

 

メガネに慣れるまでの苦労

最初は授業だけかける、ということにしましたが、家に忘れる、学校に忘れる、など必要な時に手元にメガネがない、という状態がよくありました。

そのうちに、帰ってきた我が子がかけていたメガネがヨレヨレになった、という事件が起きました。

メガネ、全損です。

メガネ店では、子どもは動きが激しいから強度が弱いメガネは危ない。しっかりしたフレームのものを選ばないといけない、と言われました。(当時の情報です)

1年もしないうちに新しいメガネの買い替えです。内心ショックでしたが今回は言いませんでした。

この時、メガネ店を変えたのですが、レンズが合わなくなったらその日のうちに、その場ですぐ交換できるから、ということで、ちょっとオシャレなフレームを選びました。

メガネをかける場合、修理に1日も待てません。その場ですぐ治るということは大きなメリットでした。

オシャレなフレームになったら、メガネをかける頻度が上がりました。

さすが女の子。

高学年になると、朝起きてメガネをかけ、夜寝る時に枕もとのメガネケースにしまう、という生活習慣が身に付きました。

 

 

とうとうメガネが顔の一部に

中学生からは、メガネ無しの生活は考えられなくなり、顔の一部となりました。逆にメガネを取ると「残念な顔になる」と言って、プリクラを取るときもメガネでした。

コンタクトにしたい希望もありましたが、我が家は自分で買えるようになったら変えなさい、ということにしました。

 

 

視力の低下は生活の質や成績にもかかわる

メガネをかけていなかったら、「ちゃんと見える」ことがどういう状態なのか分からなかったと思います。

メガネをかけたから、黒板が見えて、何が書いてあるか分かるようになったそうです。

危険も回避できるし、生活において「見えない」ストレスが減ります。

おかしいと思ったら早めに眼科に相談してみて下さい。

 

特に楽譜が見えにくい、読むのが遅くなったという場合は気をつけてみて下さい。