【祝】最優秀伴奏賞!中学校の合唱コンクールでの活躍
小学校時代から伴奏大好き!
小学校の音楽会の時期になると必ず伴奏の楽譜を持って表れたSちゃん。
高学年の時は、毎年夏休みから伴奏のオーディションに向けて練習していました。
伴奏がとても好き!という気持ちが伝わってきて、何度も弾いていました。前年度に弾いた曲も時には弾いたりして、伴奏自体をとても楽しんで弾いていました。
伴奏は、あくまでも伴奏です。主役はメロディーの「歌」だったりソロの楽器だったりです。ピアノの伴奏は完成形ではありません。でも楽しいのです。
耳がとても良いから音の違いがよく分かる
Sちゃんは、音に対してとても敏感でした。ほぼ絶対音感を持ち、ピアノの音なら弾けばすぐ当てました。ピアノの音の違いも感じ取って
「○○のホールのピアノより△△のピアノの方が好き」
など、発表会が終わると、いや、始まる前もピアノの音がどうだ、ということをいつも話していました。
ですから、和音の微妙な「にごり」に反応し、「この音よりこっちの方がいい」と自分の音を探すこともありました。
耳が良いゆえの中学校の悩み
ほぼ絶対音感なので、ピアノで「ドーーーー」と弾いたら「ドーーーー」と聞こえます。
ところが、気持ち悪い経験をすることになります。
吹奏楽部に入っていろいろな楽器の「ド」が違う音であることを知りました。
- クラリネット、トランペットが「ド」を吹くと シのフラット
- ホルンが「ド」を吹くと ファ
- アルトサックスが「ド」を吹くと ミのフラット
友だち同士で同じ楽譜を見て違う楽器を鳴らしたことがあったそうです。
「超、気持ち悪かったんだよ!!」
クラリネット、ホルン、アルトサックスが同じ楽譜を見て吹いたなら
同じ楽譜の「ド」でも音が3つ鳴るわけです。
私も中学校時代は吹奏楽部だったので、この気持ち悪さがよく分かりました。
そんな会話をしつつ、伴奏のレッスンをしていました。
好きだから、基礎があるから弾ける
とにかく伴奏が好き!
伴奏の何が好きと言えば、多分、ベースと和音の組み合わせの面白さです。
メロディーはなくても、コードが変わっていく面白さ、ベースの重厚さ、美しい間奏。
などなど、弾いているだけで楽しい、だから弾けるようになりたい。
でも、技術がなければ伴奏は弾けません。
伴奏は技術的に難しいものが多いです。おまけに、指の使いやすさより響きを重視している曲もあります。
ですから、楽譜がスラスラ読めることは最低限必要です。
そして、基本的なピアノの技術が身に付いていること。
Sちゃんは、読譜は早いし、技術もちゃんと身に付けていたので、中学校の難しい合唱曲の伴奏を弾きこなすことができました。
吹奏楽部の練習と勉強の両立が大変な中、伴奏を弾きこなせたのは、「好き」と「基礎力」があったからこそです。
予想もしなかった最優秀伴奏賞!
1学年6クラスの学校なので、伴奏をした生徒さんも6人。6人の中のトップになるとは予想しなかったようです。
Sちゃんもびっくり。親御さまもびっくりだったと話して下さいました。
動画を見せてもらったのですが、生き生きと楽しんで弾いている様子が伝わりました。
感動と嬉しさで何度も見てしまいました。
伴奏はあくまでも歌の伴奏。
主役ではないけれど、だからこそ伴奏なりの面白さがあります。
来年も挑戦するそうです。
伴奏を好きで弾きたい!極めたい!それもまたピアノの楽しい続け方です(^^)
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