木のピアノは湿度で音が変わります。湿度をコントロールする
川口、東浦和 ピアノ初心者専門教室 岩下音楽教室です。
今年は9月になっても暑さが厳しいですが、それ以上にツラいのが湿度の高さ。
ジメジメ感が肌にまとわりつくし、エアコンは常にドライにしているし、湿度さえなければ何とか頑張れるのに!と思ったりします。
特に、関東の湿度は半端ない、と感じます。
私は長野から引っ越してきて初めて湿度の恐ろしさを知りました。
気温は低いのに、なんだか空気が重くてすっきりしないのは気のせいだ、と言い聞かせていました。これが湿度だったんですね。

埼玉に来て、湿度の影響がすごいと思ったいろいろがあります。
- 水回りが常にぬれている(長野はカラッとしていた)
- 部屋乾しで洗濯物が乾かない(梅雨時期でも部屋で乾いていた)
- 本が変色、背表紙ののりが取れる(昔の紙類はきれいなままで残っている)
などなど。
そしてピアノ。
調律師さんに湿度を一定に、と言われて驚きました。
驚きついでに湿度計を購入。梅雨時期はそのままだと80%以上を指します。
湿度のせいで、鍵盤に異常が出ました。
エアコンの除湿は部屋に合わないせいかうまくできないことを伝えたら「小さい除湿器でいいんですよ」と教えていただき、購入。



こんなに小さいのに、湿度がいい感じに下がって快適。軽いし、音も静かです。ところが、しばらく使っていると、タッチパネルが動かなくなる。
返品。
ペルチェ式は耐久性がないと知る。
現在、コンプレッサー式を使用中。
湿度が下がるとピアノの音が変わります。タッチも変わります。
逆に冬は乾燥しすぎるので、加湿を考えます。
木のピアノを手元に置きたい、という場合は、湿度がどんな状態か注意しなければなりません。
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