手を使うピアノだけど足がとても大事です~お家でも足台使ってますか?~

ピアノは身体の大きさに合わせられません

バイオリンは、子ども用の小さなモデルがありますが、ピアノは身体が小さい子どもだからといって、小さいモデルはありません。

大人と同じ大きさのピアノで弾きます。

ということは、自分がピアノに合わせていかなければなりません。

椅子の高さは気を付けられますが・・・

一番最初は、手が鍵盤に届くように、椅子の高さは一番上にすると思います。

それでも届かない子は、椅子に厚い座布団を置くこともあります。

背が高くなってくるにしたがって、椅子を少しずつ下げて、弾きよい姿勢が保てるようにします。

まずは、手を見て、椅子の高さを調節します。

そして、手と同時に、足がどうなっているのかも見ます。

椅子が一番高い状態ということは、足がぶらぶら、ということが多くあります。

↑この子は足がぶらぶらで実はダメです

足台を使います

足がぶらぶらでは、良い姿勢とは言えません。

背の高さに合わせて、教室では足台の高さを変えたり、足台そのものも変えたりします。

当教室で使っている足台です。

↓ ペダルがない足台

↓ペダル付きの足台。ピアノのペダルにセットして使います

足が地に着いていないと、身体の重みがきちんと手に伝わりません。

足がちゃんとしていないと、一生懸命練習をしても、間違った技術が身に付いてしまうのです。

たかが足、されど足

手ばかりを気を付けがちですが、ピアノを教える者は足はどうなっているのか、きちんと見ます。

↑椅子は一番高い状態。足は足台に載せているからまっすぐです

お家でもちゃんと足台を使っていますか?

子ども達に聞くと、レッスン室では、足台を使うけれど

家では使っていない、と言う子がいます。

教室で使っているような足台は、場所を取るし、購入はちょっと・・・

という場合は、ぜひ、足台に変わるもので代用して下さい。

足台に代用できるもの

子どもが小さい頃に使っていたパズルマットなどありませんか?

「パズルマット」の画像検索結果

収納すると、高さが出ます。背の高さに合わせて枚数を調整できます。

子ども用の踏み台なども、使えます。

本を踏むのは好きではありませんが、雑誌を束ねる。

今は、分厚い電話帳がなくなりましたからね。雑誌すら、我が家にはないかも^_^;

お家でも「足」に気を付けて弾いて下さいね

毎日練習するお家だからこそ、練習の効果がちゃんと出るように

「足」に気を付けてあげてください。

岩下音楽教室 岩下春江

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川口市立在家小、柳崎小、在家中
さいたま市立大牧小
浦和ルーテル学院中学校

などの生徒さんが通っています。

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