取っておいてよかった簿記三級

ピアノ教室に簿記三級は全く関係がないですが、もし、これからピアノの先生なりたいと思っている人、芸術で生活をしていきたいと思っている人、お子さんの将来を考える人などなど、私自身はあると役立ったので参考までに読んでみて下さい。

 

4回目にやっと合格簿記三級

平成23年の2月。

簿記三級に合格しました。思えば東日本大震災が起きる前の月だったのですね。

それまで3回も落ち続け、試験に行くたび「なぜ私はこんなに難しいことをしているんだろう」と決意が鈍るような迷いもあったけど、なんとか諦めず受け続け合格。

そんなにしてもなぜ、簿記三級にこだわったのか?

 

きっかけは白洲次郎

白洲次郎のドラマにハマり、ドラマ後は図書館で「白洲次郎」と名のつく本は借りられるだけ借りました。

かっこいい!

すごくかっこいい!

色々な本を読みましたが、その中の「大原で簿記を学んだ」という一節が妙に引っかかりました。

「大原」とは「資格の大原」などの今の「大原学園」です。

大好きな次郎さんが簿記を学んだのなら、私も学ぼう!

本当に単純な動機でした。

 

 

お金の流れは難しいけど面白い

それまで、家計簿をつけていましたが、つけている意味や、書いてもどこをどう読んでいくのかが全く分かりませんでした。

金銭感覚が本当に鈍いのです。

 

試験に3回も落ちていますが、簿記の勉強はすごく面白かったのです。

借方と貸方(かりかた・かしかた)の関係が分かるとこれまた面白い。

お金の特徴やその世界を垣間見た感じがしました。

 

 

会計ソフトが分かる

私は個人事業主です。確定申告をするのに手書きでもいいのですが、会計ソフトを使うことにしました。

ソフトを使ってみて思ったのは、簿記三級を取っておいてよかった、ということです。

会計ソフトの謳い文句は「誰でも使える」ですが、簿記三級を取る前のお金の勘定に疎い私には絶対に使えませんでした。

簿記三級があったから、基本的な機能を使えます。

 

 

これからの時代に必要だと思うわけ

娘には、簿記三級を取った方がいいよ、と勧めました。その理由は、個人事業主として独立する可能性があると思うからです。

一旦は、会社勤めをするでしょう。

でも、これからの世の中は、起業して自分のビジネスを営んでいく人が増えるのではないでしょうか。

そんな時、会計の基礎である簿記三級を持っていることは安心材料のひとつになります。

 

 

 

できる人には当たり前の知識かも

すごく悔しかったのは、従弟と甥っ子がそろって簿記三級は1回で合格した、と聞いた時です。私は3回も落ちて本当に難しいと思っているのに。

多分、肌感覚で分かるのかもしれません。バイトでレジや棚卸の経験をしていると分かりやすいかも、と簿記の本をサラッと見た娘が言っていました。

 

 

 

 

誰でも挑戦できる資格

簿記三級最年少合格者は、今年(2020年)の1月に更新されて小学校6年生だそうです。(朝日新聞2020/1/19→→)

「左右の数字がぴったりになると気持ちいい」と記事にありますが、まさしくその通りです。

 

40才を過ぎた私が合格できたので、誰でもいつからでも始められます。

受験料も手ごろだし、専門学校や参考書もたくさんあります。それだけ、実用的な資格だとも言えます。

 

今はテキストと動画が一緒になっているものが売られています。私が受けた時より分かりやすい内容です。

 

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