本番で緊張しないために絶対にやっておくこと

緊張で悩んでいた中学時代

実は私、中学生の頃から閉所恐怖症、過敏性腸症候群で

本番の前は頭真っ白どころか

パニックになってしまう

そんな中学生でした。

 

閉所恐怖症、過敏性腸症候群は

今になって病名が知られてきたから分かるのですが

当時は、病名はもちろん

どうしてそんな風に緊張するかさえ

分からず、だれにも言えず過ごしていました。

生徒さんは本番に強いです

緊張を克服するために編み出した技

誰にも言えないということは

自分で克服しなければならない状況に置かれたわけで

「自分でなんとかしなければ」

と解決法を模索していました。

 

そして、たどりついたのが

 

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曲を完璧に弾けるようにしておくこと
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そうすれば、頭が白くなってもパニックになっても

曲は完璧だからなんとかなる、

そう考えました。

 

じゃあ、完璧って何だ???

 

本番の衣装を着て、本番の順番で弾く練習をしました。

自分でアナウンスして、ステージに歩いていくところから

再現していました。

すると、ミスが現れます。

そのミスを徹底的に洗い出し、そこを間違えないよう

練習しました。

何回かやると、「本番練習」でもミスがなくなりました。

 

 

ミスの原因に気付いた

 

なぜミスをするか考えたら

【指遣いが決まっていないから】

だったのです。

弾くたびに違う指遣いをしている場所は

「本番練習」で必ずミスしました。

ですから、指遣いは絶対に決めてその通り弾く

と決めました。

 

この経験があるので、本番前は特に生徒さんに

指遣い

徹底的に確認します。

 

ミスをするところは指遣いがあやしいところ。

 

ですから、

指遣いは絶対に妥協しないのです。