学校再開した子ども達は意外と気を遣っています

教室レッスン再開

6月より教室レッスンを再開しました。

できる限りの対策をしていますが、心配な方はオンラインのままでもいいという、教室かお家かの選択は、ご家庭でしてもらうという形です。

久しぶりに会う子ども達はすっかり背が伸びて成長していました。

毎日会うご家族は気が付きにくいですが子どもの成長って本当に早い!と実感しました。

オンラインレッスンでは話せなかったことをいろいろしたのですが、子どもなりにかなり気を遣っている様子が伝わってきました。

 

通学班で

一緒に学校に通う通学班は安全第一です。グループでまとまることで交通事故を防ぐ意味もあります。

通常なら、遅れている子を注意するのですが

 

「もしかしてソーシャルディスタンス?」

 

遅れてしまっているのか、ソーシャルディスタンスに気を付けているのか判断できず、注意できないと言います。

言葉をかけずに安全に注意せざるを得ないようです。

 

 

水道で

水筒持参ではあるらしいのですが、水道で水を飲む場面もあるようです。

 

「絶対、口を付けて飲んでる人がいる!そういう人の後ろには並ばない!」

 

口を付けて飲まないでしょ~?と聞いたのですが、いや、男子なんか口付けてる人がいる。そう思われる人の後ろには絶対並ばない!

口を付けたのを見てから列を変えるわけにはいかないので、目星をつけて並ぶとのこと。

 

列を変えることで気を悪くさせてはいけない、という親切心からの対策のようです。

 

 

落とし物を拾う?迷う

例えば、誰かが消しゴムを落としたとして拾っていいのかどうか悩むそうです。

床を触るのは感染の危険があるんじゃないかという心配と、拾わないと不親切な人と思われないかという不安の板挟みだそうです。

 

これは、大人でもあることだけど、何だか難しい問題ですね。

 

 

自由なおしゃべりにも制限

久しぶりに会った友達と休み時間におしゃべりをしていて

「盛り上がりすぎていないか」

「密になっていないか」

「周りの人に嫌な思いをさせていないか」

考えながら話すそうです。

 

気を付けていても、仲が良い友達なので自然と声は大きくなるし、楽しくなってくる。

でも内心、大丈夫かな、と心配している。

 

これからの生活様式では子どもでも大人でも気を遣う場面になりそうです。

 

まとめ

子ども達は私が思っていた以上に気を遣って学校に行っている、と知りました。

半日登校でも、これだけ通常と違うのだから疲れます。

思うように友達とも話せず、ひとつひとつの行動に注意を払う。

それでも学校へ行く。

子ども達、頑張ってる!と感じた6月第一週でした。