小学校卒業までに一生使えるピアノのスキルを身に付けておく
一生使えるピアノのスキルって?
ピアノの技術と知識です。
技術とは、ピアノを弾く腕や指の使い方。
知識とは、楽譜が読めること。
そして、技術と知識が連動しないとピアノを楽しむスキルになりません。
楽譜が読めなくても弾ける人は多くいて、活躍している人、音楽を心から楽しんでいる人は多くいます。でも、せっかくピアノを習うのですから、楽譜を正しく読める知識を身に付けませんか?
楽譜を読めるという自信は一生モノです!
小学校でピアノをやめたとしても、身に付けた技術と知識はまた再現できます。
結婚してから、おばあちゃんになってから、ピアノを再開することができます。
中学校は忙しい
当教室がある川口市とさいたま市の中間地点の公立中学校は、部活動がさかんです。数年前わが子が中学生だったときは、部活全員加入でした。(2015年位の情報)
部活をすると下校が午後6時以降です。土日は練習ばかりではなく、遠征試合などでいろいろなところへ出掛けていくこともあります。
勉強も大変になってきますから、塾に行くことが習い事より優先されることが多くなります。
すると、ピアノを定期的に習う時間はなくなります。
ですから、中学に行く前にできるところまで進めておきたいのです。
小学6年生でピアノはいったん卒業の目標
こうした状況があるので、当教室では、小学校卒業と同時にピアノも卒業という目標を掲げています。
教える側は、中学に行ってもピアノに通ってくれるのがうれしいですが、生徒さんの一生を考えたとき、中学では中学でしか学べないことを経験してほしいのです。
私自身は中学時代、吹奏楽部で音楽の面白さに目覚めました。
楽器によって楽譜の読み方が違うこと、アンサンブルをする面白さ、大会に出る厳しさ、などなど、ピアノ以外の音楽の広さを知りました。
ですから、いろいろな経験をして音楽の世界や自分の世界を広げてほしいと願っています。
当教室では、なんとなく「小学校とピアノは一緒に卒業」というイメージが生徒さんと保護者の方に定着しつつあるようで、小学校のうちにピアノをできるところまで進めたい、という思いがこちらにも伝わってきます。
「卒業」の目標があるから頑張れる
「小学校が終わるまでにエリーゼのために を弾けるようになるからね」と伝えていますが、どの子もちゃんと弾けるようになって卒業していきます。
発表会で見る、お姉さんたちを見ながら、自分が6年生になった時のことも想像するようです。
そして、6年生まではピアノを頑張る、という気持ちが生まれています。
そうすると、毎回のレッスンも充実したものになりますし、毎日のお家の練習もこなしていける原動力となります。
卒業しても来ていいんだよ
当教室は、中学生からは大人のレッスンという位置づけにしています。毎週通ってくれる子もいますが、メインは回数制です。
回数制を使って、ピティナピアノステップに参加して継続表彰や、音楽会の伴奏に挑戦しています。
これらができるのは、小学校卒業までにピアノの基本的なスキルが身についているからです。
発表会の時は、卒業生に司会をお願いするので、久しぶりに会うお姉さんと楽しそうに会話する姿も見られます。
小学校で卒業だけど、ずっとつながっていられる、思い出したときに来てもらえる
そんな教室でありたいです。