感染症対策をおこなっての発表会でした

発表会をおこなうかどうか迷いました

毎年、年度初めにはいつ発表会をおこなうか、お知らせしていました。ところが今年は4月に緊急事態宣言。

もし新型コロナウイルスに感染してしまったら、と思ったら簡単に「やります」とは言えない状況でした。

しかし、6年生の生徒さんのママから

「今年は小学校最後の学年なのに行事が軒並み中止になってしまいました。発表会ができるならやってほしい」

というお声を頂きました。

 

大きな教室ではないので、三密にならないように気を付けることはできそうです。やることにしました。

 

 

発表会の感染症対策

参加は希望制

感染症に対する考え方はご家庭によって異なるので、こちらがおこなう対策を示した上で、参加するかどうかを決めて頂きました。

 

合わせる練習は最小限

いつも発表会前は連弾や打ち合わせなど、みんなで顔を合わせる時間が何度かあります。

今年は、打ち合わせは20分。合わせもレッスンの間にして15分×3回などで計画しました。

 

ピアノを弾く前、弾いた後にアルコール消毒

普段のレッスンでおこなっていることですが、念のため、本番でもおこなうようにしました。

 

マスクやマウスガード利用

ステージに上がる前にマスクを取るようにしました。横に机を置いて、各自マスクをおくためのタオルを用意してもらいました。

私がステージで話すときは、マウスガードをつけました。

マウスガードをつけています

子ども達は立派だった

上記のような対策をおこなうので、私自身は少し気を遣った部分がありますが、子ども達はのびのびと演奏出来ました。

緊張しなかった!とか。

演奏も堂々としていました。

 

 

 

子ども達、親御様のご感想より

友達と話したり写真を撮ったりしたことが楽しかった。一ミリも緊張しなかった!

 

ステージに上がっておじぎをするときは、すごくきんちょうしたけど、ひき終わったときは、終わった、というかんじでほっとしました。

プログラムには子ども達のイラストを散りばめます

 

どの子も真剣に発表会に臨んでいました。間近でお姉さんたちの指遣いを見たり、先生方の演奏を聴いたり刺激を受けることがたくさんあったようです。

 

今年も開いてくださりありがとうございました。(1年生の)○○ちゃんを見て、我が子が1年生の頃を思い出し、あの頃の6年生の子様な存在になったんだ・・・と成長を感じました。非日常を感じさせてくれるとても良い発表会でした。

 

コロナ禍の中、発表の場を作って頂き、またこれからピアノを頑張る気概を持てたのではないかと感じています。

 

新たな伝説現る

うちの発表会は毎年何らかの「事件」が起きるのですが、今年は結構平和だと思っていたら最後に「ジャニオタ」が現れました。

終わった~と解放感にあふれたその時、前日手作りした「推し」のうちわを持って、ピアノと共に撮影。

幼稚園時代からずっと来てくれている子がこんなことをするようになったか、と感慨深いものがありました。

幼稚園、小学校と続けて子ども達を見続けられるのがピアノ教室の楽しみでもあります。

 

もしかしたら、こういうことはダメなのかもしれませんが、私は面白いことするな~と笑って見ていました。ちゃんと演奏をして、時間もルールもすべて守っています。誰に迷惑をかける訳でもありません。自分が今ハマっていることを表現してくれたんだ、とかえって嬉しく思ってしまいました。