いろいろな調を弾ける楽しみを味わえるのがピアノ

〇調と聞くと嫌だった学生時代

「調」と言ったら、まずは、ドレミのハ長調。次がソラシのト長調、フラット一個のヘ長調

バイエルから習った私にとって、色々な調があるということは、理解しがたく、超難関でした。

楽譜の最初にシャープ(♯)やフラット(♭)が多くなればなるほど、嫌な気持ちになりました。

 

でも、仕組みを知り、吹奏楽などを経験すると、調がたくさんある、というのは面白い、と気付きます。

 

 

バスティンの教材は最初から色々な調を弾く

ところが、ピアノを習うのにバスティンの教材を使うと、ハ長調がまず出てきて、2冊目にはト長調とヘ長調がすぐに出てきます。

五線紙を正しく読む勉強をするまえに、グループで分けて調を自然に学んでしまうのです。

★バスティンHP→

 

1音ずつ和音で上がるのが自然に弾ける

調というのは、どの音からも「ドレミファソラシド」が弾けると言うことです(極論ですが)

例えば、「レ」から弾くには、「ド」と「ファ」がシャープです。

同じように、ミからも、ミ♭もドレミファソラシドと弾けます。

 

言葉で言うのは、複雑で難しいので、生徒さんが自然に弾いてしまった動画をご覧下さい。

 

 

バスティンはまず、ドレミファソラシドの前に、5本の指で弾く「ドレミファソ」までを弾けるようにします。

動画を見て分かると思いますが、左手は、白い鍵盤だけ、もしくは、3の指が黒鍵のみです。

これが、調を自然に学べる分かりやすい仕組みです。

 

Bは難しくてよく弾けないから撮らないでね

Bとは、Bメジャー、つまり「シ」から始まるロ長調です。これは、シャープが6個つくので弾くのがとても難しいのです。

この生徒さんは、CからAまでは順番に弾けるようになったけど、Bはまだ弾けない、と分かっているのです。

 

ここで、B、C、Aは、シ、ド、ラのことで、英語読みです。

英語の読み方ができるとコードネームに直結するので、弾きたい曲があれば、コードネームですぐに伴奏ができます。

 

生徒さん達は、初めて習う1冊目で「Aーラ」を言えるようになります。

 

レッスンで、FとかGとか英語読みが飛び交うのも、習い始めてほんの2,3ヶ月です。

 

難しそう、と思うかもしれません。私も最初は子ども達ができるか不安でした。

 

でも、理解していくのです。

 

テトラコードは分かる子とそうでない子が半々ですが、仕組みが分かるとピアノの面白さ、深さを感じられるようになります。

 

 

難しい言葉が多いですが、レッスンの中で子ども達は

自然に身に付けていきます。

 

 

 

 

 

岩下音楽教室 岩下春江

————————
埼玉県川口市柳崎5丁目
(ヨークマート柳崎店徒歩2分)

川口市立在家小、柳崎小、在家中
さいたま市立大牧小
浦和ルーテル学院中学校

などの生徒さんが通っています。

お問い合わせのみでもお気軽にどうぞ(^^)

Tel 048-269-5131(平日9時~20時)